光藤佐
古陶に心奪われ、その技法や世界観に自らの個性を取り入れ、趣あるうつわを制作されている光藤佐さん。
自然豊かな朝来市に建てられたご自宅兼工房で
自作の穴窯を主に使用し、白磁、粉引、唐津などさまざまなやきものに取り組まれています。
自然の原料から作られた釉薬は、淡く艶やかにうつわを包みこみ、貫入や釉の溜まりもよい景色。そして窯変による無作為な表情も、使い手を愉しませてくれることと思います。
料亭用のうつわを制作されていた時期や、料理人として過ごされた経験もある光藤さん。酒器だけではなく料理のうつわもとても素敵で、少しいただきました。「あの料理を盛ったら・・・・」と想像を掻き立ててくれるのではないでしょうか。
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プロフィール
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1962
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兵庫県生まれ
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1980
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京都府立陶工職業訓練校専攻科卒業 |
1986
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京都精華大学美術学部卒業 |
1989
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兵庫県養父市にて独立 |
2004
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兵庫県朝来市に移り穴窯を築く |