巾着は、旧家から譲り受けたという江戸から大正にかけてのデットストックの古裂を使い、伊藤さんの奥様が作られているとのこと。
粋でかろやか、そして上品な佇まい。
錫よりもずっと硬く、薄手のうつわが制作できるので、酒器には真鍮を選ぶとことが多いとのこと。
外側には、水気が溜まるのを防ぐために真鍮の上から漆が焼き付けてあります。内側にはお酒の色を楽しんでいただくために錫引きがしてあります。
冷酒を入れて手で持つとより驚くほどひんやりと感じるのも心地よく・・・。
とても薄い造りのため、口縁が鋭く当たるのではと思われるかもしれませんが、そんなこともなくスルリと自然にお酒が入ってくるかと思います。
また、これも薄い造りのせいか、複雑なお酒の味わいも感じていただけるのではと思います。
*巾着は柄が一つずつ異なります。
ご注文承り後にお写真をお送りしますのでよろしければお選びくださいませ。
<材質> 真鍮・漆焼付、内側錫引き、巾着袋付き
<サイズ>
入れ子外側
口径:約 4.6 cm
高さ:約 4.2 cm
底径:約 3.5 cm
容量: 約 45 ml (八分目)
入れ子内側
口径:約 4.1 cm
高さ:約 4.3 cm
底径:約 3.3 cm
容量: 約 40 ml (八分目)
重さ(2個): 約 74 g
<ギフト包装>
https://shop.katakuchi.jp/collections/giftwrapping
<使用上の注意>
電子レンジ | x |
食洗機 | × |
オーブン・直火 | x |
漂白剤 | x |
※ お使いいただくうちに、表面凸部の漆が摩擦等で剥がれてまいりますが、その風情も趣深いものですので、経年変化を楽しんでくださればと思います。なお、お使いいただいた後は布巾などで水気を取ってください。